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不動産売却の落とし穴!買主様が困らないために気をつけるべき5つのポイント

不動産を売却する際、「売れればそれでOK」ではございません。 売主様が事前に対応をしておかないと、買主様が困ってしまうケースは意外と多くあります。今回は、売主様にもご協力いただけるよう、特に注意したい5つのポイントをご紹介します。

1. リース契約の設備はどうする?

売却予定の物件にエコキュートや太陽光パネルなどのリース契約が残っている場合、そのまま売却するとトラブルになる可能性があります。リース契約は売主様名義になっているため、契約を買主様へ引き継げるのか、もしくは売主様が解約してから売るのかを事前に確認しましょう。契約内容によっては違約金が発生するケースもあるので、早めにリース会社や不動産業者に相談することをおすすめします。

2. 残地物の処理は売主の責任

売却後に「家具や家電が残っている」「庭に古い倉庫がある」などのトラブルは意外と多いです。買主様はスッキリした状態で物件を引き渡されると思っているため、残地物があると不満を抱くことも。不用品は事前に処分し、きれいな状態で引き渡せるように準備しましょう。



3. 境界が曖昧な土地に注意

一戸建てや土地の売却では、隣地との境界がはっきりしていないとトラブルのもとになります。測量図がない場合は、事前に専門家に依頼して境界を確定させることをおすすめします。買主様が後から「隣の土地とトラブルになった…」ということがないように、明確にしておきましょう。

4. 建築基準法に適合しているか確認

古い建物の場合、建築基準法の変更により現在の基準に適合していない「既存不適格建築物」となっていることがあります。たとえば増築部分が違法になっている場合、買主様がリフォームしようとしても許可が下りなかったり、そもそも住宅ローンが組めない可能性もありますので、売却前に建築基準法に適合しているかをチェックし、必要であれば修正や説明を行いましょう。

5. 住宅ローンの残債に要注意

住宅ローンが残っている状態で売却する場合、売却額だけでローンが完済できるかを確認しましょう。ローンが残ったままでは抵当権が抹消できず、買主様に権利を引き渡せません。不動産業者に相談し、売却額とローン残高のバランスをしっかり確認することが大切です。



まとめ:プロに任せてスムーズな売却を!

不動産売却には、さまざまな落とし穴があります。売主様が「知らなかった…」というだけで買主様に迷惑をかけることも。スムーズな売却を実現するためにも、専門知識を持つ不動産業者に相談し、適切な対応を進めることが大切です。あすとみらいでは、売主様、買主様ともに安心してお取り引きができるよう、しっかりとご提案・ご説明をさせていただきますので、ぜひご相談ください!